大雨、強風、落雷、地震など、災害はいつ発生するか分かりません。災害が発生した時、学校が避難所となることも考えられます。そんな時、普段学校で生活している子どもたちは、避難所におけるボランティアとしての活躍が期待されます。もしもの時に、活躍できる子どもたちになって欲しい、また、中学校生活の思い出のひとつになればと思い、8月23・24日に「夏の学校宿泊体験」を実施しました。
この活動には、63人の子どもたちが参加し、避難所生活を想定して、非常食の試食、炊き出し、懐中電灯のみでの校内散策などを行い、自ら設営したテントで宿泊しました。また、夏の思い出作りとして、花火大会、流しそうめん、ゲーム大会、かき氷作りなども行いました。
約20人のPTA保護者会員と先生方のご協力により、参加者に貴重な経験と楽しい時間を提供することができました。
今回は、避難所を想定とした体験と、楽しい思い出作りということで、参加した子どもたちは、学校での非日常を楽しんでくれましたが、この活動に、自らの意思で参加し体験してくれた子どもたちが、今後いかなる時も率先して考え、行動してくれる人に育ってくれることを願っています。
最後に、ボランティアとして参加いただいたすべての皆さん、食材や機材などの提供にご協力をいただいた地元企業の皆さんに心より感謝いたします。有事の際は、地域全体の助け合いが大切であることを子どもたちに教え、今回学んでくれました。
引き続き、子どもたち、PTA会員の皆さんに役立つ活動ができるよう役員一同頑張ります。
高富中学校PTA会長 神原義典